薬になれなきゃ毒になれ。

でなきゃお前は、ただの水だ。

西尾維新の物語シリーズ

花物語”するがデビル”劇中でのセリフ。

多くの人が善人であろうとするように

薬になろうと試みる。

だけど、善人でいることに憤りを感じて

ダークサイドに落ちる人もいる。

そして毒にもならなければ、

薬にもならないような役（薬）立たずは

もはや無害な水であると。

揶揄したような表現ではあるが

水って悪いもんじゃないよね。

ブルースリーは、”Be Water”。

「水になれ」といった。

水というのは、どんな形にだってなれるけど

決して水というアイデンティティーは失わない。

薬になれなきゃ毒になればいい。

毒にもなれなきゃ水であれ。

水は役に立たないかもしれないけど

必要不可欠だ。

適材適所。

自分の適した場所は必ずある。

大切なのは探し続けること。

善人だって、悪人だって、モブキャラだっていい。

天武の才能。どれか一つ磨きなさいよ。

どうせ人生は、有り余るほど長いのだ。

妥協して、朽ち果てるのを待つより

探し続けて、暇つぶし。