失敗した時は自分のせい、うまくいった事は誰かのおかげ。は大ウソだった
ビジネス書などでよく見かけるセリフで
失敗した時は自分のせい、うまくいった事は誰かのおかげ。
というのがあります。
ストイックに自分を追い込むことで、
常に自分を甘やかすことなく
成長させるための自己啓発。
しかしこれは科学的には
うつ病になる可能性を跳ね上げることになるらしい。
”逆自己奉仕バイアス”という
心の癖により
失敗を恐れて行動できなくなってしまうのだ。
では、どうしたらいいのか?
今回は
劣等感や恥の感覚を和らげる
セルフコンパッションを紹介します。
手順は、次の3ステップ
1、安らげる場所を想像する
2、手放しで心を開示できる相手(アニメのキャラなどでもいい)を想像する
3、その相手と対話し、いたわってもらう(イメージの中で)
これは一見、現実逃避して
自分を甘やかしているように
思えるかもしれないが
そうではなく、
暴走する感情を鎮めて
冷静になってから
問題に取り組むことが目的である。
嬉しいにしろ、悲しいにしろ
なにか感情的になっている時というのは
人間のIQが下がっている状態なので
一度ニュートラルに戻すことが大事だからだ。
中にはこのセリフで
どんどん進化できるタイプの人も
いるだろうから全否定する訳ではないが
自己啓発書などを読み漁っても
なかなか思うように実益を得られない人は
一度あり方を見直してみてはいかがだろうか?