本屋でDaiGoの新書【超客観力】を速読してきた。
”突破力”と重複するバイアスの話がメインだったけど
反芻(はんすう)思考が及ぼす
トンネル効果と言うのが目新しかった。
反芻思考とは
ネガティブな思い出だったり
未来に対する不安などを
グルグル考え込んでしまうこと
語源は、牛が胃袋の草を口に戻して
くちゃくちゃ噛むことからきているらしい(笑)
トンネル効果というのは
その名の通り思考が
出口のない迷宮入りしてしまう状態のこと
その様子をマウリッツ・エッシャーの
だまし絵で表現していたのが
ものすごくしっくりきた。
空腹やイライラしていたら
クリエイティブな発想なんてできないように
ネガティブな思い出をいちいち思い出していても
良いアイデアなんて生まれるわけないですからね。
どんなに悲しい出来事があって
落ち込んでいても
突然、親の隠し財産的なものが見つかって
500億円が舞い込んできたら
一瞬でハッピーになるように
情動というのは常にいい加減なもの。
ロマンチストには怒られそうだが、
科学的には恋愛だって
映画を見て楽しい、悲しい、怖いといった
一時的な情動と脳内現象はイコールなのだ。
ついでに鈴木裕の
やばい集中力ノートも速読してきたけど
作業中のちょっとしたリフレッシュや
体を動かす休憩など
日常的に僕が行っていた行動は
科学的にも正解だったらしー
ちなみに情報量はかなり少ないので
本は買う必要にないと思います。
プラスチックカバーに入っていたりして
作りはしっかりしているから
もはやファングッズの一種ですね。
ほとんどアマゾンの試し読みで読めちゃいます。
最近は読書を否定する記事を
たくさん執筆しているけど
僕が速読できるのも
年間200~300冊
読書する習慣があったから
そう考えると
必要以上の情報に
振り回されないようになるためには
重要なステップだったのかもしれない。
とかなんとか思ったりした午後の休日。