ギャツビーは”華麗”じゃない!!
取り上げられていたザ・グレートギャツビー
【華麗なるギャツビー①】20世紀最高の小説〜狂騒の1920年代アメリカ〜
僕も大好きな映画の一つで
これまで何度も見返しています。
あっちゃんの動画を見て
リメイク前の旧作の方を見てみました。
相変わらずいい俳優ですね。
口元にデキモノみたいなのがあって
地味に気になりましたが、、
旧作の方は全体的にイマイチでした。
おばはんやんけ。
ギャツビーといえばデイジー。
デイジーは自分勝手で優柔不断。
はたから見たら可愛いだけのバカ女。
でもそれすらも許せる圧倒的美貌。
童顔でまさにそのイメージにぴったりでしたけど
旧作のおばはんは
「おばはんがいい歳ブッこいて何しとんねん。」
と終始、引き気味でした。
ただ旧作にしかないシーンもあって
それが最後のギャツビーが
死んだ後に見つかった彼の日記。
そこには毎日の習慣が書き込まれていて
その1、毎日高貴な仕草の練習をする。
その2、言葉遣いを丁寧にする。
その3、貯金をする。
その4、酒タバコをやめる。
など
デイジーを手に入れるために
ものすごい数の日々の習慣が
書き残されていたのだ。
このシーンはディカブリオ版の新作にはなく。
このシーンの存在を知れただけでも
ギャツビーファンとしては見てよかったです。
ギャツビーがいかに努力家で
夢に向かって愚直に行動し続けたのかが
骨身にしみるシーン。
英国でみにつけたと思しき
Old Sportという親しい友人に呼びかける
ギャツビーの口癖が旧作では
表現されていないのも違和感だったけど
ギャツビー好きの人なら
最後の日記のシーンを見て欲しいです。
邦題では、「華麗なるギャツビー」
でもギャツビーは華麗なんかじゃない。
そう、”偉大”=グレートなのだ。
邦題の気持ち悪さの正体が明確になりました。
好きな映画は?と聞かれても
華麗なるギャツビー٩( ᐛ )و
なんて言っちゃダメですよ。
やっぱりあの映画は
ザ・グレートギャツビー
なのですから。
あっちゃんの動画も含めて
旧作、新作。
すべて見てみることをオススメします。
夢を追うすべての栄光なき天才たちに
”過去は変えられる。”
当たり前だろ?