負の感情を吐き出すことは大切だけど、もっと大切なのは視点をズラすこと
なんでもポジティブに考えよう考えようとするのは
少々危険な考え方で
一歩間違えたらうつ病になってしまう可能性がある
自己啓発に熱心で、真面目な人ほど気をつけよう。
確かに負の感情を溜め込むことはよくない。
宿便を溜め込んでいるのと同じで
便秘は、吐き出さないともっと深刻な状況になってしまう。
だから、負の感情は我慢せずに吐き出そう。
そしてただ、負の感情を吐き出してばかりだと
部屋の中が宿便まみれになってしまう。
それはそれで不快なものだ。
体の中に溜め込んでおくよりはマシだけどね。
大切なのは視点をズラすこと。
何かイライラした時っていうのは、
その物事に集中してしまっているから感情がかき乱されてしまう。
コンビニの店員が無愛想だった→なんなんこいつ(現在)→なんなんだよあの態度(過去)→どう言う教育受けてきたんだよ(過去)→クレームの連絡したろうかな(未来)
このように分析してみるとイライラのメカニズムは
現在から視点がズレていることがわかる。
逆に目の前の別のことだけに集中するようにしていたら感情はまったく違う動きをする。
スマホで映画を見ながらレジへ→店員の態度が無愛想→映画→映画→映画
おそらく、店員の態度にすら気づかないくらいどろう。
同じ状況下でも視点をどこに注視するかで感情はまったく別の動きをする。
会社に嫌な上司がいる。
ならばその時の視点はどこに行っているだろうか?
おそらく一日中その上司の動向、言動に意識を注視しているはずだ。
僕に言わせればそんな会社辞めちまえばいい。
という話なのだが、いちいちことあるごとに転職するのも
キリがないし本質的な解決にならない。
貯金をしたいけど休みがあると
あれも欲しいこれも欲しいと考える時間ができて
消費欲が溢れ出してしまう。
だからバイト漬けにして、暇を無くせばいい。
そして限られた時間でも必要だと思えることにだけに投資する。
会社で仕事を覚えられない。
「なんでこんなに自分はできないのだろう」と嘆くのではなく。
今何ができてなくて、何ならできそうなのかを反省しよう。
自己嫌悪と反省は、似ているようでまったく違う。
自己嫌悪は「過去の出来事」
反省は「現在できること」に意識が向いている。
過去や未来に意識が向くと人はストレスをかけやすくなるから
何かストレスを感じた時は、
過去や未来に意識がいっていないかどうか
気づくことから始めよう。
認識できれば、人は変われる。