最近、思うことがある。
俺たちは「必要だから」ではなく、「新しいから」という理由で金を使いすぎているんじゃないか。
最新スマホ、そこまで必要か?
たとえばスマホ。
最新のiPhoneが出る。
新しいCPU。
新しいカメラ。
新しい機能。
毎年、ものすごい勢いで性能が更新されていく。
でも、一年前のスマホを使っていて、
「それ、一年前のモデルですよね?」
なんて言われることは、ほとんどない。
ケースに入れてしまえば、なおさら分からない。
そもそも他人は、あなたのスマホをそんなに見ていない。
美容室でSamsungのZ Flipを使っていたとしても、
「あ、折りたたみのやつだ」
くらいの認識で終わる。
それが最新世代なのか、一世代前なのかなんて、わざわざ話題にならない。
スマホの性能について話す機会だって、よほどの電子オタクか、仲のいい友達と少し自慢する程度のものだ。
つまり、
最新機種に払った数万円の差額が、他人から認識される機会は極端に少ない。
ここに、節約のヒントがある。
「誰にも気づかれない差」に金を払わない
別に最新スマホを買うなと言いたいわけじゃない。
最新カメラが必要な人もいる。
仕事で高性能な端末が必要な人もいる。
新機能そのものが欲しい人もいる。
そういう人にとっては、最新機種を買う意味がある。
でも、
「ネットを見る」
「SNSを見る」
「動画を見る」
「写真を撮る」
「AIを使う」
くらいなら、一年前の機種でも十分なことが多い。
だったら、型落ちを買う。
浮いた数万円を別のことに使う。
この考え方はスマホだけじゃない。
「最新」ではなく「必要十分」を買う
服でも、家電でも、車でも同じ。
最新だから価値があるのではない。
自分にとって必要な性能を満たしているか。
こっちのほうが重要だ。
例えば車。
「車を持つなら新車を買うもの」
という考え方も、実は絶対的なルールではない。
通勤に必要なのか。
買い物に必要なのか。
休日に乗るだけなのか。
何年間使う予定なのか。
そこまで考えると、
「本当に所有する必要があるのか?」
というところから考え直せる。
車も「必要な期間だけ使う」という発想
車はスマホより金額が大きい。
だからこそ、こういう発想が効いてくる。
「車そのものが欲しい」のか。
それとも、
「車を使いたい」のか。
この2つは似ているようで、全然違う。
車そのものを所有したいなら、買えばいい。
好きな車を所有すること自体が趣味なら、それはそれで立派な消費だ。
でも、
「通勤で必要」
「地方で生活するために必要」
「数年間だけ必要」
という人なら、購入以外の選択肢もある。
そこで候補になるのが、カーリースだ。
カーリースは、車を購入して所有するのではなく、一定期間、必要な車を利用するという考え方。
契約期間や走行距離、税金、メンテナンス、契約終了時の条件などはサービスによって違うので、利用前には条件を確認しておきたい。
節約とは、安いものを買うことではない
節約というと、
「スーパーで10円安い商品を探す」
みたいなイメージがある。
もちろん、それも大事だ。
でも、もっと大きいのは、
そもそも、その支出は必要なのか?
と考えることだと思う。
最新スマホが必要なのか。
高いブランド品が必要なのか。
車を所有する必要があるのか。
毎月払っている固定費は、本当に必要なのか。
一つ一つ、
「これって本当に俺に必要?」
と問い直していく。
すると、意外と削れるものが出てくる。
浮いた金は「自分が本当に欲しいもの」に回す
そして面白いのは、
削ったお金を、ただ貯めるだけが節約ではない。
浮いたお金を、
旅行に使う。
服に使う。
勉強に使う。
投資に回す。
新しい経験に使う。
つまり、
「どうでもいいところの支出を削って、自分にとって重要なところに金を移動させる」
ということ。
これが、本当の意味でのコスパなんじゃないかと思う。
最新だから偉い、わけじゃない
最新機種を買うことが悪いわけじゃない。
新車を買うことが悪いわけでもない。
ブランド品だって、欲しければ買えばいい。
ただ、
「他人に見せるためだけの数万円」と「自分の人生を動かす数万円」は、同じ数万円でも価値が違う。
ここを意識するだけで、消費の仕方はかなり変わる。
最新を追いかけるのではなく、
必要十分を見極める。
そして、浮いた金を自分の本当に欲しいものへ移す。
これだけでも、毎日の生活は少しずつ変わっていく。
節約とは、金を使わないことではない。
「金を使う場所を、自分で選べるようになること」なのだ。





