レンジェンドオブフォールに学ぶモテる不良とモテないエリート
遙かなオールド・ウエストを舞台に、愛に素直に生きられない青年と、彼を想い続けた女性の悲しい愛の軌跡を描いた大河ロマン。
とあるが、簡単に言うと
死んだ弟の恋人を
兄たちが奪い合う
昼ドラ顔負けのドロドロな人間関係と思いきや
羊たちの沈黙のレクター教授でおなじみ
アンソニーホプキンスの演技力が凄まじい
出演者全員ハマリ役の名作である。
年齢以上にしっかり者の長男アルフレッドは
上京して事業を成功させ議員にまで上り詰めるエリート。
対する次男のトリスタン(ブラピ)は、
恋人は捨てるわ、密輸はするわ、ケンカはするわで
兄とは正反対の破天荒者。
しかし誰からも愛されたのは
エリートのアルフレッドではなく
ヤンチャ坊主のトリスタンだった。
この物語から学ぶべき教訓は
長男アルフレッドは、
手応えもない相手に
いつまでも執着し過ぎだということ。
一見純愛のように思うかもしれないが、
相手に執着するという行為は
モテない男の特徴であり
トリスタンの様に
違うなと思ったら
ヘーキで相手を切り捨てる度胸があるのが
モテる男の在り方なのだ。
男は度胸、女は愛嬌。
とはよく言ったもので
デートに誘う度胸
何かしくじっても動じない度胸
ここぞという時にホテルに連れ込む度胸
あらゆる場面で重要な要素なのだ。
声をかける度胸がなければ、新しい出会いはなく。
結果たまたま出会った
数少ない相手に執着することになる。
負の連鎖に陥るか
勝ち組として女を振り回すか
男だったら女に振り回されてるようじゃダメだ。
女は振り回さなきゃ。