坂本龍馬vsシェイクスピア
「この世は舞台だ、男も女もその役者すぎない。」
All the world's a stage, and all the men and women merely players.
(お気に召すまま)
世界一美しい英語を使うとして知られる
ウィリアム・シェイクスピアの名言である。
僕は窪塚洋介の映画
「GO」でシェイクスピアの魅力に目覚めた。
ページ数が全体的に少ないので
読みやすいですよ。
最近
昔、旅道中に読んでいて
訳あって断念してしまった
竜馬がゆくを読み直しているのだが
3巻まで来てこんなセリフがあった
「人生は一場の芝居だというが、芝居と違う点が大きくある。
芝居の役者の場合は、舞台は他人が作ってくれる。
なまの人生は、自分で自分のがらに適う舞台をこつこつ作って、そのうえで芝居をするのだ。
他人が舞台を作ってくれやせぬ。」
どこか皮肉めいたシェイクスピアの言葉に対して
バシッと尻を叩いて
目を覚まされるような龍馬節。
多くの経営者から愛される坂本龍馬という男を
日本男児は皆知るべきだ。
このような啓発的な名言が随所に現れる
龍馬がゆく
全8巻あるので読破するのに
一苦労するかと思うかもしれないが
文字数が少ないので意外と読みやすいんですよ。
”人おのおのが志を遂げられる世の中にしたい”と考える
全ての人にオススメです。