欲しいものが得られないことが 必要なものを得るきっかけになる
アリーキャットみたら
窪塚洋介の最近の活動が気になりだして
スペシャル対を拝見していたら
マーティン・スコセッシ監督との
コラボした際の話が持ち出され
調べたら
「沈黙~サイレンス~」という映画で
ハリウッドデビューしていたことを知った。
あれだけスコセッシ映画は
もう見ないと騒いでいたのに
結局また見てしまったよ。
「バナナをイメージしないでください」
と言われるとバナナをイメージしてしまうように
脳のコントラスト機能により
”イメージしたことは逆に働く”
という無意識の性質を
まざまざと痛感しています。
※白いキャンパスに黒(相反する色)
で描くとよく見えるように、、
映画自体は、まあまあよかって
同じ日本人を起用して
同じ日本を舞台にしても
なんでこんなに
クオリティーが違うんだろう?と
世界最高峰の映画界と
日本のレベルの格差を
強く感じました。
スコセッシ好きや
窪塚好きの人は
見てもいいと思うけど
特にオススメはしません。
(2時間30分と長いし)
この映画見るなら
松本人志が100点満点つけた映画
「鬼が来た!」
の方が断然オススメ。
「沈黙~サイレンス~」は
ラストサムライ(ハリウッドが描く日本)
x
野火(小汚いおっさん達)
x
東京島(遭難した窪塚)
x
鬼が来た!(日本人に弾圧される外国人)
を混ぜたような映画なので
万人向けではないです。
とにかくこの映画を見て
学ぶべき教訓は
「実益がないなら手放しなよ」ってこと。
死ぬまで拷問されるくらいなら
キチジロー扮する窪塚みたいに
手放せばいい。
拷問されてもキリスト教を信じ続ける村人は
「他人のせいにしない」や
「”ついてる”って連呼しましょう。」など
自己啓発書によく書かれていることを
盲目的に信じ続ける人に似ている。
成功するためには
”うまくいかないことを手放す能力”も必要で
2ちゃんねるの西村博之や
幻冬舎の箕輪厚介みたいに
要領よく、ちゃらんぽらんに生きる術も
あることを認識しよう。
”欲しいものが得られないことが
必要なものを得るきっかけになる”
※ローリングストーンズ / You Can’t Alway Get What You What.より