なんでもテスト

「遊びが仕事で、仕事が遊び」、そんな自由を愛する進化中毒のブログ

ネットビジネスの「匿名」か「顔出し」か問題についての考察

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ネットビジネス業界でよく語られるのは、

顔出しでやるか匿名で活動するか。

 

まなぶチャンネルで取り上げられていたので

僕なりに物申したいと思います。

 

www.youtube.com

 

まなぶ氏はブログを顔出しで活動していたから

YouTubeなどの他の媒体の活動を始める時に

アクセスを流すことができたり

 

ブログ経由で仕事のオファーがきたり、

就職の時にポートフォリオ(過去の実績)として

利用できるから実名で書くべきと主張されています。

 

YouTube講演家の鴨頭氏もこれからは顔を出さなきゃだめだと

顔出しを強く推奨していました。

 

しかし、顔出しせずに成功しているブロガーもたくさんいます。

ちきりん氏なんかもそうですよね。

 

情報業界でいうと”みんてぃあ”とこ新田氏は

顔出しをしないことによって

直接会う事の価値をあげる事ができる

(100円のコーラを1000円にする事ができる)

と主張しています。

 

僕もこの意見には同意で、

実力もないのに顔出しして信頼関係を構築し

目先の商品を売るくらいなら

 

メッセージや世界観で共鳴してから

商品を提供する方が誠実ではないだろうか?

と思うし

 

Mr.Xこと仙人さんは、昔俳優的な事をしている時の先輩に

「匿名性を維持しないとプライバシーがなくなるから気をつけろ」

と強く念を押されて、匿名にしているとか

 

映画グランドイリュージョン2では、

ハリーポッターでお馴染みのダニエル・ラドクリフ扮する

科学者のウォルターが

「個人情報が透明化する現代社会では、匿名性こそが真の自由だ」

という印象深い発言をしています。

 

僕自身が秘密主義なので、毛様体賦活系(RAS)が作動して

バイアスがかかっているのだと思いますが

 

ナンパの世界でも「自分の事は話すな」というセオリーがあります。

 

自分の事を話さない事によって

相手の興味を引かせる心理トリック

 

これも一種のスタイルであって

誠実系ナンパを得意とする人は使いません。

 

結論からいうと正解は、ない。

のだと思います。

 

そんな事いったら元も子もないんですけど

結局人それぞれ向き不向きがあるのでいろいろ試してみて

自分なりの正解を見つけていくしかないと思うんですよね。

 

高額のビジネス塾や情報商材でも

結局自分で考えなさいと言われます。

(もちろんアドバイスなどはしてくれます)

 

いろいろなアイデアや実体験などを知る事ができるので

高額塾や情報商材で学ぶ事を僕は否定しません。

 

情報商材といえば詐欺というイメージが強いですが

書籍と対して変わらないと思います。

 

書籍でも全然身にならないものもあるし

人生の分岐点となる一冊も存在する。

 

情報商材は障壁が高いだけで、

同じように人生を左右する有益な商材は

ゴマンと存在する。

 

少額セミナーにいけば素人集団が集まり

高額セミナーにいけばそれなりに覚悟を持った人間が集まる

 

※あえて極端な表現をしています

 

大事なのは主観的、客観的の片方の見方に偏るのではなく

ズームインとズームアウトをして本質を見極める事。

 

人間はどうしても情に流されがちですからね。

 

成功者の意見を鵜呑みにしてしまうことで

忘れてしまいがちなのが

成功への道は2パターンあって

 

1つは、実力で手に入れたパターン

2つ目は、運で手に入れたパターン

 

この運というのは、生まれた時代や環境なども含まれます。

 

極論ですが、もしイチローが戦時中に生まれていたり

親から野球を徹底的に非難されていたら

あんなに世界的な成功を収められたでしょうか?

 

才能と時代と環境など

様々な巡り合わせがあっての成功というパターンは

非常に多いです。

 

それでも多くの人は、盲目的に成功者の意見を信じてしまうのです。

 

顔出しで成功している人も多いですが、

顔出しせずに成功している人も多いです。

 

というか無名の大金持ちの方が多いと思います。

表舞台でスポットライトに当たっているから

目立っているだけで、世間的には知られていなけど

経済的に独立している人の方が絶対数は多いのではないのでしょうか?

 

職業図鑑を見てみたら、全然聞いた事のない職業が無数に存在し

最低でもその数の成功者がいるわけです。

 

まなぶ氏を意見を否定する訳ではないですが

あえて真逆の主張をしてみました。

 

一種のディベートエンターテイメントとして

楽しんでいただけたら幸いです。

 

では