凡人でもできる。年間300冊を超える読書術。
僕の友人に
年間300冊以上の本を読む読書家がいます。
小説やビジネス書などジャンルは問わず
あらゆる本を読む彼は、
買い物のついでにフラッと立ち寄った本屋で
サクッと速読して一冊読み終えてしまうような
スキルを持っています。
そんな彼は、もともと読書が好きだったわけではなく
むしろ二十歳を超えるまで
ほぼ読書とは無縁だったそうです。
ある時、読書に目覚めて
徐々に速読や多読のスキルを育てていった末に
年間300冊という習慣を身につけたのです。
年間300冊というのは
だいたい月に25冊
週に6冊ほどです。
「週に6冊っていったら、ほぼ1日一冊じゃないか?!」
「そんなの忙しい僕には無理だよ!」
うあああああああああああ!!!!
という声が聞こえてきそうですが
彼も最初はそんな風に嘆いていたそうです(笑)
そんな彼も今やすっかり300冊をゆうに超える
読書家になっています。
もしもあなたが
読書家になりたいという願望があるなら
ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
サンドイッチ読書
この方法は、完全彼オリジナルの方法なので
既存の読書術では
まず聞いたことがないと思います。
どんな読書なのかというと
前から「はじめに」を読んだら
今度は後ろから「終わりに」を読んで
前と後ろから交互に読み進めていくという方法です。
全9章なら
1章を読み終えたら9章。
2章を読み終えたら8章。
というように前後から読み進めていくのです。
そうすることによってクリフハンガー的な
心理効果が生まれます。
結末の答え合わせをするように
前の章を読み進められて
後ろからも読破しているので
読んでも読んでも
「まだ200pも残ってる〜囧rz」
っという初心者のモチベーションが下がる
キッカケを予防する効果もあります。
ただしこの方法は、
実用書やビジネス書向けの読書術なので
小説には不向きです。
マルチ読書
この方法は、
同時に何冊もの本を同時に読むというもので
こちらの本から学び受けた方法です。
やり方は単純で
「10p読んだら、別の本を10p読む」
というように
同時に複数の本を読み進めていくだけです。
読み替えるタイミングは人それぞれ
自分のタイミングでいいのですが
集中力の切れる前がオススメです。
一章づつというよりは
物足りないくらいのページ数で読み替えると
物足りないという感情エネルギーで
読書の集中力が増して
読書にくたびれることなく
長時間の読書が可能になります。
フォトリーディング
フォトリーディングといえば
誰もが憧れる奇跡の読書術ですよね。
ただし、難易度が高いので
なかなか独学では習得できないのが現状。
ですのでここでは、簡単に概要だけ説明します。
簡単にいうと
何度も読み直す
単なる”複読”です。
パラパラめくるだけで
読書が完了する魔法のような方法だという
印象がありますが
あれはメディアのイメージ戦略です。
実際は
腹式呼吸をして脳をリラックス状態にして
潜在意識に刷り込みながら
読書していく方法です。
1、腹式呼吸
2、一度パラパラと読まなくていいから最後までページをめくる
3、少し間をおいてから、
1ページづつスクリーンショットをするイメージで
”読む”というよりは
脳内にインストールするために”見る”。
4、少し間をおいてから
気になるところだけ、飛ばし読みをする
というように
だいぶ面倒なのです。
サクッと立ち読みで
フォトリーディングしようって
わけにもいきません。
※熟練すれば可能
ですが、
読書術としては間違いなく有効なので
少しずつ習得していくといいでしょう。
フォトリーディングを学ぶのに
オススメはこちらの本です。
苫米地英人式速読
こちらの本で紹介されている速読術が
一番手軽で実感しやすい
速読方法かと思います。
やり方は、
普段どうり一行づつ文字を読み進めながら
次の行を意識するというもの。
隣の行を意識しながら読むだけで
驚くほど読書スピードが上がります。
この方法は、初心者の方や
いろいろ速読術の本読んでるけど
いまいちピンとこないと思っている人に
ぜひ試してほしい方法です。
飛ばし読み
読んで字のごとく
次から次へと
気になるところだけ
読んでいって
疲れる前に
読書を達成してしまうこと。
本に記載されている情報は
数パーセントしか重要じゃない
というのは有名な話ですよね。
そして人間の記憶力も
丸々一冊暗記しておくことなんて
できません。
なのでまず読書を習慣化するために
気軽に達成感を得ましょう。
気になったら何度も読み直せばいいのです。
読書初心者がよく陥るのが
・ちゃんと全ページ読まなきゃいけない
・一度読んだらそれで終わり
という固定観念。
まずこのあたりを変えていくことが
読書家への道を大きく前進させるでしょう。
四六時読書
常に本を持ち歩きましょう。
カバンに入れるよりもポケットに
ポケットに入れるよりも手に持ちましょう。
そして信号の待ち時間、
電車の待ち時間
エスカレーターに乗っている時間など
あらゆるスキマ時間に
読書をすると
どんどん読み進めながら
習慣化することができます。
ブックキャリーなるものまで
発売されているようなので
モノから入るタイプの人は
いいかもしれませんね。
いや、たっか!?
嘘やろw
でも売り切れてるみたい。。
すごいな日本人、、
失礼。
横道にそれました。
ニノ金読書。(歩き読み)
歩き読書は、危険性が伴うので
運動神経のいい人のみオススメしておきます。
あとはよっぽど何もない田舎道など限定。
外出読書
公園やデパートのソファ。
カフェなど。
家以外のスペースで読書をすると
集中力上がります。
トイレや飲み物を考慮して出陣しましょう。
見せびら読書
常識人であるほど
ヒトは無意識に他人を意識してしまうから、
その作用を利用して
相手に植えつけたい印象の本を
あえてその人の前で読むと
読書のモチベーションが上がります。
なんかあざといですけど
読書術の一つとしては有効です。
ランチ読書
会社の休憩場所が、騒々しくて読書できない時は、
トイレに引きこもりましょう。
もしくは人のいないスペースを探して読書。
小説は速読すべきでない理由
最後に速読の注意点を囁いておきます。
それは小説は速読しないほうがいいよ。ということ
小説を速読で読むというのは
早送りで映画を見るようなものです。
それじゃあ
情緒も風情もあったもんじゃないですよね。
文学作品を読む時は
物語のリズムや文体を楽しむことも
忘れないようにしましょう。
というわけで
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ほな